知ることからはじめよう 『こころの情報サイト』
精神保健研究所70周年記念事業

こころの健康や病気支援、
サービスに関する情報を提供します

重要なお知らせ

能登半島地震へのお見舞いを申し上げます。
石川県能登地方で発生した地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 被災された皆様の回復を心からお祈りしております。

支援のためのマニュアル・資料等(国立精神・神経医療研究センター ストレス・災害時こころの情報支援センター)

能登半島地震で被災された皆様の睡眠を守るために(日本睡眠学会声明)

こころの健康のために

ストレスやこころの病気という言葉をよく耳にするようになり、こころの健康づくりは身近なテーマとなっています。
しかし、こころの健康や病気についての理解はまだ十分とはいえません。
こころの病気に適切に対処し、ご自身や周囲の方たちがこころの病気を抱えても安心して暮らしていくためには、こころの病気を正しく理解することが大切です。まずは、こころの健康や病気について知ることから始めてみましょう。

ストレスとセルフケア

こころの病気の予防にはストレスと上手に付き合うことが大切です。こちらではストレスを生む原因や、日常生活の中でストレスをためないコツをご紹介しています。

こころの病気について 理解を深めよう

こころの健康に関心のある人は多くても、こころの病気となると自分とは関係ないと思ってしまうことも少なくありません。
こころの病気について、正しい理解を深めましょう。

はじめに

『こころの情報サイト』は、こころの健康づくりに関する情報と
医学的情報、医療・福祉・労働・年金等にわたる様々な社会的支援に関する情報、
国の施策に関する情報を一般の皆様に向けて、
総合的に、正確に、かつ分かりやすく提供することを目指しています。

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター

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こころの病気を知る

社会的な環境やストレスの状態も含めて総合的に診断することは治療方針を決める上でとても大切です。

こころの病気といっても、種類も症状も様々です。こころの病気を診断し、病名をつける方法は体の病気とは考え方が異なっています。体の病気の場合、病名は臓器の種類や部位、原因によって分類されることが多いのですが、こころの病気の場合は、おもに脳というひとつの臓器を対象にしており、また原因がわかっていない疾患が多いという特徴があります。

そのため、現在では特徴となる症状と持続期間およびそれによる生活上の支障がどの程度あるかを中心に診断名をつける方向に変わってきました。こころの病気についてのおもな診断基準として、アメリカ精神医学会が作成したDSM(精神疾患の診断・統計マニュアル)や世界保健機関によってつくられたICD(国際疾病分類)があり、日本でも広く使われています。

こうした診断基準では、病名をつける上では原因は問わないことが基本となっています。

社会的な環境やストレスの状態も含めて総合的に診断することは治療方針を決める上でとても大切です。同じうつ病という診断がついた場合でも、ストレスがきっかけの場合もあれば、体の病気と関係していることもあります。

治療や生活へのサポート

こころの健康や病気のことが気になるとき、一人で悩まないで、身近な人や周囲の人、専門家や各相談機関などに相談することが大切です。

こころの健康や病気のことが気になるとき、生活に困っているとき、一人で悩まないで、身近な人や専門家、各相談機関などに相談することが大切です。

家族や友人など、身近な人たちからのサポートは心強いものですが、身近な存在だけに相談しにくいこともあるかもしれません。そんなときは地域の公的な相談機関を利用するとよいでしょう。生活をサポートする制度や、こころの病気の治療で利用可能な制度も紹介してもらえます。

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